
青春のシンボルとも呼ばれるニキビ。成長ホルモンの影響で皮脂が過剰に分泌されやすい10代にもっとも多くみられる症状です。皮脂分泌活動が激しいために大量のニキビに悩まされたという人もいるでしょう。けれども思春期が過ぎれば、皮脂分泌も落ち着き、ニキビが治った人も多いでしょう。しかし最近では、20代、30代になってもニキビが治る気配がなく、アダルトニキビと呼ばれる大人のにきびに悩まされる人が急増しています。
アダルトニキビとは俗称で、医学用語ではありません。10代のニキビと区別をしてこう呼ばれているだけです。正式には“post adolescent acne(思春期を終えてからでるニキビ)”と呼ばれます。アダルトニキビは、とにかく治りにくいのが特徴。皮脂分泌量の多さだけが原因の10代のニキビとは異なり、様々な原因が重なっておきている症状なので、清潔を心がけるだけでは治りにくいのです。
原因は体力面、精神面、外的刺激、栄養面などの様々な要因が重なり合い、肌のバリア機能が低下すること。睡眠不足や過労などで疲れが溜まったり、ストレスがたまるとホルモンバランスが崩れ、胃腸の調子が悪くなり、排出しきれなかった毒素がニキビになってしまうこともあります。
季節の変わり目の気温変化、ビタミン不足などの外的・内的ストレスにより発生する活性酸素が、肌の再生機能を妨げることも原因となります。日本では病気というイメージからは遠い感じのニキビですが、アメリカやヨーロッパではニキビは慢性疾患であるという意識もあるそう。
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